酒手の語源
酒手の語源
大言海では酒直(さかあて 直=値)の約で、酒のあたい としていますが、萩谷朴は「語源の快楽」別説を書いています。衣手(ころもで)、帆手(ほで)などの手は、布の総称のことで、前者は衣服の布地、後者は帆布をさすそうです。昔は「コウゾ」(タヘといった)の繊維を織って布を作ったので、タヘ(たえ)がつまったテが布の総称になったそうです。酒手の手は、それにもう一段階加わり、貨幣が流通する以前の、交換財として布が用いられたことが反映されており、代価としての意味をもっているのだそうです。
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